不調知らずのカラダで、毎日をいきいき暮らしましょう
「未病」ってご存知ですか。カルシウムイオンはこの未病に関連していると考えられます。日常的にカルシウム不足と言われる日本人は、なんの健康不安もなく暮らしています。しかし体内では「カルシウムイオン」が主役を交代していて、骨を削ったり、それを穴埋めしたりして、カラダを中を巡るカルシウムイオンの存在量を一定の割合に保っています。それはカラダを構成する細胞へのカルシウムイオンの供給が不可欠だからです。時にカルシウムイオンの過不足は、カラダのどこにかにシワ寄せが来ている状態です。
未病とは 「発病には至らないものの、健康な状態から離れつつある状態」を指しています。それは、「自覚症状がないのに不調を感じている」ことが特徴です。また検査後の状態で、「異常のあるなし」に分けられます。カルシウムイオン不足は、日常でのちょっとしたつまずきでの骨折状態に似ていて、痛みはないのですが「骨折です」と診断され、骨がもろくなっていることに気づくといった具合です。不調の原因にカルシウムイオンの存在があるのかもしれません。
カルシウムイオン飲料「カルベール」は、日本のヘルスイング株式会社が開発した、「医学の水」とも呼べるカルシウム補給飲料である。開発者の太田広彦氏は医学にはずぶの素人だが、奇才の研究家でもある。出会った当時は70歳で、身辺からさまざまな健康不安を耳にする年代でもある。彼は持ち前の探求心と、寝食を惜しまぬ研究開発の末、カルシウム栄養機能食品「カルベール」を開発した。
彼が注目したのは、日本人に不足するカルシウムである。日本でも古くからカルシウムの重要性が理解されて乳製品を多く摂るように指導されているが、アジア人は人種的に、乳製品の分解と吸収が苦手だ。だからこそカルシウム不足からくる、腰痛、膝痛、肌荒れ等、多くの健康被害に悩まされている。特に、骨と歯の成長に重要な時期である成長期の子供や、骨がもろくなる高齢期の老人は、カルシウム不足が際立つ「カルシウム弱者」と呼ばれる。人種的に日本人やアジア人など軟水地域は欧米に比べ平均身長が低く、カルシウム弱者地帯と言える。
カルシウムイオン飲料「カルベール」の原材料は、飲食に最適な卵殻カルシウムと、チベット産の岩塩を原料としたマグネシウムが、黄金比(1:2)になるように極限まで溶かし、飲みごたえ抜群の超硬水となっている。吸収性が非常によく、子供や老人、女性にも、必要で充分なカルシウムが絶妙に摂れるようになっている。
開発されたカルベールを、私は「医学の水」と評した。なぜならカルベールを飲んだ経験者は、腰痛で歩けなかった者がすたすた歩けるようになったり、肌のみずみずしさが戻ったり、割れていた爪がまったく割れなくなったりして、さまざまな修復現象で若さを実感して喜ぶ女性たちがいます。さらに日々の生活に鬱屈していた老人が、精神の健康と若さを取り戻しています。まさにカルベールは「医学の水」と呼ぶにふさわしい。
成長期の子供、女性、シルバー、腰痛などの人たちも、日本人はじめアジア人もカルシウム弱者である。これらカルシムが不足している人たちを救えるカルシウム補給飲料が登場したという事実、期待したい。
2023年6月1日
外科医 元京都大学医学部助教授 医学博士 久保 肇