
朝がつらい日の体温とイオン
寒い朝、カラダはまだ夜のまま
なぜ寒い朝は起きられない?
まだまだ寒い日が続き、これから冬至をを迎え、朝の冷え込みが一段と厳しく感じられます。
真冬の始まり、布団から出た瞬間に体が固まり、
「頭は起きているのに体が動かない」
という感覚を覚える人も多いはずです。
これは気合や根性の問題ではなく、体温が十分に上がりきっていないことが原因です。
人の体は、
・眠っている間に体温を下げ、
・朝に向かって少しずつ上げる
リズムを持っています。
しかし、寒波や冷たい風が続くと、
・身体は熱を守るために血管を縮め、
・体温を上げる準備を遅らせます。
このとき重要なのが、筋肉や血管の動きを支えるカルシウムイオンです。
イオンの動きが鈍ると、体は「夜イオンモード」のまま朝を迎えてしまいます。
その結果、
体温が上がらないまま一日が始まり、
・目覚めの悪さ
・だるさ
につながります。
朝がつらい日は、体が怠けているのではなく、まだ切り替え途中であることを認識しておきましょう。

低体温が招く不調──だるさ・集中力低下・冷え残り
朝の体温が低いままだと、その影響は午前中いっぱい続きます。
血流が十分に回らず、脳や筋肉に酸素や栄養が届きにくくなるため、頭がぼんやりしたり、仕事や家事に集中できなかったりします。
特に寒い朝は、
・交感神経がうまく立ち上がらず、
・身体は「まだ休んでいたい」と判断します。
この切り替えを助けているのがカルシウムイオンです。
イオンは、
・筋肉の収縮だけでなく、
・神経のスイッチにも関わっており、
・体温上昇のリズムを整える
役割を担っています。
しかし、冷えが続くと
・イオンの動きが遅れ、
・体温が上がりにくくなります。
その結果、
・午前中に手足が冷たいまま、
・肩や首が重く、
昼頃になってようやく調子が出る…という状態になります。
これは年齢に関係なく起こる現象で、寒い季節特有の「朝の不調」です。

寒い朝、身体は省エネモード──代謝とイオンの関係
寒い朝、身体は無意識に、エネルギー消費を抑えようとします。
これは生存本能として自然な反応ですが、現代の生活では不調の原因です。
体温が低い状態では代謝が落ち、筋肉も動きにくくなります。
このとき、カルシウムイオンが不足していると、筋肉の動きはさらに鈍くなり、体温を上げるための「熱産生」が進みません。
結果として、
・朝食をとっても体が温まらない、
・動いているのに寒さが抜けない、
という状態になります。
寒波が続く今の時期は、
・この省エネモードが毎朝リセットされずに積み重なり、
・慢性的な冷えや疲れにつながりやすくなります。
「朝が弱い = 体質」
と思われがちですが、実は体温とイオンの連携がうまくいっていないだけ、というケースも少なくないのです。

朝の「体温スイッチ」を入れるイオン習慣
朝イオンの習慣。
まず、起きたらいきなり動くのではなく、
・布団の中で足首を回す
・膝を軽く曲げ伸ばしする
など、小さな動きを入れます。
これだけで筋肉内のカルシウムイオンが動き始め、血流が促されます。
次に、首元を冷やさないこと。
寒い朝は首から熱が逃げやすく、体温が上がりにくくなります。
温かい飲み物をとり、体の内側から温めるのも有効です。
さらに、カルシウムと相性のよいビタミンDやマグネシウムを意識すること。
イオンの働きがスムーズになり、朝の切り替えが早まります。
寒さに逆らうのではなく、身体の仕組みに寄り添うことが、朝をラクにする近道になります。

まとめ
寒い朝に起きられないのは、意志の弱さではありません。
体温がまだ上がらず、カルシウムイオンの動きが追いついていないだけです。
朝がつらい日は、体温とイオンを疑ってみる、ということです。
・小さな動き
・首元の保温
内側からの「温めを意識する」ことで、身体は自然に「朝のイオンモード」へ切り替わります。
まだまだ寒い日が続く今こそ、体温とイオンの関係を知り、無理なく一日をスタートさせましょう。
次回 第45話は、カルシウムイオンに関連した「代謝アップのメカニズム」から、代謝の仕組みをおさらいしたいと思います。自分の身体のイオンの流れを知ることが、新しい時代の健康法でもあるのです。
元気さも、若さも、美しさも、
健康は──カルシウムイオンから。

カルシウムイオンが
あなたの毎日を快調にチューン!!
ほんとうに身体が欲しているのは動くカルシウムイオン。若さの維持や骨太の健康体を作っているという事実が、このブログから知れると飲まない訳にはいかないでしょう。


※個人の経験と感想、および現在判明しているミネラルとしてのカルシウムとそのイオン化の知見を基にストーリー構成しています。



